11月13日(月)のオンライン講習では、コンディショニング・ラボ代表で様々な種目の日本代表選手のメンタルトレーナーとして現在も帯同を続け、ご活躍されている吉田聡美先生に「個別のケースに応じたアドバイスの実践」について、引き続き4回目となるご講演いただきました。
受講者が普段実際に「困り感」を感じる場面とその原因、対処方法について「選手自身がもともと持っているヒントから引き出す」手法を用いて導いていく実際を見せていただきました。選手自身が状況を的確に把握することができればメンタルにプラスの影響を与えられるということ、そのためのきっかけづくりとして具体的に以下のような内容を話していただきました。
◆ペアや指導者から言われた言葉による影響をプラスに変える方法
・結果に対して強く指摘されることにより、自分の動きに迷いが生じてしまう場面では…
・選手が言われたい言葉とは…
・自分がやりたかったプレーと指摘される内容に差があった時には…
・自分が正しいと思って判断したことについて、その逆の指摘をされた場合は…
◆練習では概ねできるプレーが試合ではミスになり、不安になってしまう場合
・ボールの見方を少し変えてみるだけで…、あのタイミングで…
◆「絶対に入れなきゃ…」の心理が強く出て緊張してしまう場合には
・フォームが無意識に変わってしまっている…
◆よい緊張感と悪い緊張感とは…
など、具体的方法をたくさん交えながら、すぐに試してみたい内容や「選手って確かにそうなるよね…」という内容について学ぶことができました。
講習の最後には、今回も受講者の「困り感」や「克服したい事柄」について確認していただきました。次回、11月20日(月)の吉田先生第5回目の講習では、「目標設定の仕方」をきっかけに自己分析したり、計画を立てたりしながら、必要なことに気づく方法について学ぶ機会にする予定です。
新規受講者も随時受け付けていますので、ぜひご参加ください。
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